定時に出社帰宅できるのは日本では公務員か利益が潤沢企業くらいしかないと思います。
この労働時間の長さが嫌になって辞めるという人も中には多くいらっしゃるかも知れません。
私の場合は定時に出社して定時で帰宅をさせていただきました。
それは人員体制が十分にあったのでそれが成り立っていたのです。
ですが、実は先輩社員や店長は違っていました。ほぼ毎日2時間は多く拘束されていたのです。
ですが、その2時間を分解してみると就業時間内に終わる内容が殆どでした。
では何故残ってしまったのかというと、一日の時間の使い方に問題があったのです。
時間は限られたものでその時間内での業務を行わないと結局残ることになります。
残業は自分の精神をすり減らす行為そのものです。日に日に疲労が蓄積される結果になるでしょう。
なので自分の力量を予測しつつ、一日のスケジュールをはっきりと明文化して仕事を取り組むことが大事です。
優先順位も付けましょう。一つの仕事に対して何分で終わらせるかも記入しましょう。
自分の時間を管理することは管理業務の第一歩です。
でもこれが案外と難しい。ですが、仕事ができる人間ほど、自分の時間管理をしっかり行っています。
手帳やスケジュール帳がいつもびっしりになっていきます。
労働時間が長いのは単に職場環境が悪い事もあると思いますが、その前に自分の時間の管理はできているかを今一度見直してください。
すると意外と無駄があって改善でき、労働時間の改善になることがあります。
私も、自分の時間の管理をしていなかったときは10時間〜12時間は会社に拘束されていましたが、管理を行うようになってからは最長でも9時間までの拘束となりました。
それだけ、無駄に使っていることがあるのです。突発的に発生した業務に時間が掛かってしまって結果残業になった。などは良く起こることですがその時もスケジュールを組み直すことで解決もします。
今日中にやらないといけないことを今日やるのもナンセンスです。もっと早くから備えておけば不測の事態も回避できます。
それを行うのが自身の時間を管理することだと私は考えています。